美肌をいつまでも保って若々しい自分でいたいというのは(特に女性であれば)誰しもが思うところだと思います。
しかし現実は、毎日スキンケアを頑張っているにもかかわらず、シミやシワ、くすみがどんどん増えていき、値が張ったとしてももっと品質がよくて効果のありそうな化粧品を買わなければと感じてしまうかもしれません。
そんな状況に陥っているあなた、もしかしたら睡眠時間の不足が原因かもしれません。
睡眠不足が肌の劣化を招いているのなら、化粧品を変えるよりも睡眠習慣を改善することが大切です。
今回は、睡眠と老化の関係と良質な睡眠をとるための習慣をご紹介しますので、肌でお悩みの方は取り入れていきましょう。
睡眠の質は美容・健康とどれくらい関連するのか?
たとえ1回徹夜をしたとしても、それをずっと続けることは不可能です。
ここからも、睡眠というのは生きていくうえで必要不可欠なものであることが分かるかと思います。
数多くの研究や調査により、睡眠は健康や美容にプラスの効果をもたらし、それには約7時間の睡眠が必要であることが示されています。
また、アメリカでの調査では、7時間の睡眠時間が最も低い死亡率を示すことが明らかにされています。
お肌の再生・修復が行われるのは睡眠中
「若返りのホルモン」とも呼ばれる「成長ホルモン」は、睡眠中に分泌され、細胞分裂や修復、皮膚の活性化などを促します。
特に、深い眠りの30分〜1時間後に分泌量が最も多くなるとされます。
分泌後は約6時間で全身に行き届くので、美容のためにも7時間の睡眠を確保することが望ましいです。
睡眠不足が老け顔を招きます!
健康・美容のために7時間の睡眠が不可欠であることはご紹介いたしました。
ここでは、Bensons for Beds社というイギリスの寝具メーカーが行った実験結果をみてみましょう。
30人のイギリス人女性を対象に睡眠時間に関する実験を行ったところ、以下のような結果が得られました。
・睡眠時間が7~8時間より短いと、毛穴が開いたり、シワやシミが増加したりしやすくなる
・睡眠時間が6時間でそれが5日続くと、肌の赤みやシワ、シミが増えやすくなる
・2時間睡眠時間を減らすだけで、シワ、シミなどが増加した
・睡眠時間が6時間だと、自分の見た目に対して自信が持てなくなる
この結果から、睡眠不足が肌に悪い影響を及ぼすことが分かりますよね。
この実験は数日間で、それでこのような結果となるのだから、それが数ヶ月、数年にわたって続けば、肌老化が進行し、老け顔になってしまいます。
今からできる!美肌のための睡眠習慣
若々しい美肌を維持するためには、毎晩7時間の睡眠と、深い眠りのサイクルを作って成長ホルモンを分泌することが重要です。
良質な睡眠を促すために今すぐ取り入れたい睡眠習慣を紹介します。
お風呂で体温を上昇させる
赤ちゃんや子どもが眠そうにしているとき、手足は温かくなっています。
これは、眠るために必要な深部体温(体内部の温度)を上げ、その後ゆっくりと冷ます過程で起こる現象です。
この過程によって、脳の温度も下がります。
私たちの脳は一日中頑張って働いていますが、温度が下がった脳は、休息と回復を行っていくのです。
深部体温を上げるには、眠る前にお風呂に入ることがおすすめです。
特に、40度のお湯に10分間、肩まで浸かる全身浴が効果的です。
普段、シャワーのみの方は、入浴によって疲れがとれ、より良い睡眠が得られることを実感できるかもしれません。
入浴は、睡眠の質を向上させるだけでなく、疲労回復やむくみ解消、リラックス、美肌づくりにも効果があります。
忙しい日々でも、時間が許す限り湯船に浸かるのがおすすめします。
もしシャワーしかない場合は、洗面器にお湯を入れて足湯をしながらシャワーを浴びたり、寝る前に手湯を15分程度するのがおすすめ。
ただし、体温を下げることが睡眠を促すからといって、室温を下げたり薄着になったりするのは避けましょう。
それによって血流が悪くなり、手足が冷えて眠れなくなる可能性があります。
入浴後は、腹巻や靴下を着用して、体表面の温度が下がらないようにしましょう。手足の冷えが気になる場合は、湯たんぽを使うこともおすすめです。
お茶で良質な睡眠
リラックス状態と良質な睡眠は密接に関連しています。
入浴後には、温かいお茶を飲んで一息つくとよいでしょう。
カフェイン入りの飲み物は睡眠を妨げるため、ノンカフェインのハーブティーや漢方茶(薬膳茶)がおすすめです。
古くから、西洋ではハーブは健康をサポートするためにお茶として利用されてきました。
中国では中医学の基本理論に基づいて、体質・体調・症状に合わせて草花などを用いた料理(薬膳)が作られ、その考え方を基にした飲み物は「薬茶」として親しまれています。
心身をリラックスさせ、睡眠をサポートする茶葉がブレンドされたハーブティーや漢方茶(薬膳茶)を日常的に取り入れることで、朝までぐっすりと眠ることができます。
入浴後、スマホ・パソコンなどの電子機器の画面を見ない
ブルーライトは、スマートフォンやパソコンなどの電子機器の画面から出ており、強力なエネルギーをもっています。
ブルーライトに目がさらされ続けると、目の疲れや興奮状態などが引き起こされます。
また、これらの機器が発する電磁波は、睡眠の妨げや倦怠感、頭痛などを引き起こすとされており、脳腫瘍のリスクも上昇するという研究結果もあります。
電子機器は今や日常的に使用されていますが、少なくとも就寝前の数時間は、スマートフォンやパソコンなどの電源を切ってしまうのがおすすめです。
電源を切るのが難しい場合は、入浴後は画面を見ないようにしましょう。
部屋の照明を暗くし、ストレッチやセルフマッサージ、ヒーリングミュージックなどでリラックスするといい睡眠が取れますよ。
まとめ
今回は、睡眠と老化の関係と良質な睡眠をとるための習慣をご紹介しました。
肌はもちろん、健康にも睡眠が大きな影響があることがお分かりになったかと思います。
今回ご紹介した睡眠習慣をとりいれて、若々しい美肌を手に入れましょう!